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2025.07.15
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【地球社会共生学部】<林ゼミ×初等部美術クラブ> 体験型学習イベント「ロミオ&ジュリエットと魔女の魔法(共生の愛で魔法をとこう!)」を実施
2025年6月7日(土)、地球社会共生学部 林拓也教授ゼミ(以下、林ゼミ)に所属する学生が、初等部美術クラブの児童を対象とした体験型学習イベントを開催しました。2025年3月21日(金)に青山学院横浜英和小学校の児童を対象にしたイベントと同様の方法で実施しましたが、今回は美術クラブの児童を対象としていることもあり、アートな要素をより重視した内容にしました。参加した児童は、「魔女にさらわれたジュリエットを大学生との共生の愛で助ける」という設定のもと、各々が愛で満ちあふれたアートな測量器を製作し、初等部の校舎の高さを測定しました。
あらすじ
「ジュリエットが魔女にさらわれて、初等部の建物の中に邪悪な魔法でとらわれてしまいました。ジュリエットを助けるためには、彼女がとらわれている部屋へはしごをかける必要があります。しかし、部屋まで届くはしごを作るためには建物の高さがわからないといけません。地球社会共生学部 林ゼミの大学生は、高さを測るための装置を発明し、ジュリエットを助けるために賢明な努力を重ねましたが、愛の力が足りずうまくいきません。そこで大学生はあることを思いつきました。初等部の子どもたちの力を借り、大学生との共生の愛の力があればきっと助けられるだろうと。2025年6月7日(土)、初等部美術クラブの子どもたちにラブラブで愛に満ちた測量器を作ってもらい、ジュリエットを助けるための大作戦が行われたのでした。結果はいかに…。」
イベント概要
この学习イベントを担当した林ゼミの初等部ワークショップチームは、2024年9月に発足しました。イベントの目的は、小学生も简単に製作することができる计测器を用いながら、自分たちの身体を使って建物の高さを测り、その过程で参加者各々の非认知能力を高めることにあります。2025年3月に开催した青山学院横浜英和小学校の児童を対象としたイベントでは、「计测すること」と「集めたデータをもとに建物の3顿マップを製作すること」に重きを置いていましたが、今回の初等部美术クラブの児童を対象にしたイベントは、よりアートな要素を强调した内容になりました。
同初等部で美术を担当する饭仓穂高教諭の协力のもと、开催日の3ヵ月前から準备を始めました。饭仓教諭から数々のアドバイスを顶きながら、「共生マインド」を养うことをめざす地球社会共生学部の特徴を生かしつつ、初等部の美术クラブの児童とコラボレートすることを考えた结果、大学生と小学生による共生の爱の力で、魔女にとらわれたジュリエットを助け出すという设定を考案しました。
イベント当日の様子
イベント序盘では、児童とゼミ生との间に少し紧张感が漂っていましたが、挨拶を交わし、アイスブレイクを挟むことで次第に紧张がほぐれ、互いにリラックスした雰囲気になりました。また、共通の话题が见つかると自然に会话が弾み、イベント会场となった同初等部アートルームには明るい雰囲気が広がっていきました。
今回は、「爱の力に満ちた测定器をつくる」という抽象的なテーマを设けたので、児童には当初戸惑いが见られました。しかし、ゼミ生の「爱ってどんなときに感じる?」といった问いかけによって、児童の想像力が刺激され、製作を进めることができました。ある班からは「ロミオとジュリエットが抱き合うデザインにしよう」というアイデアが出されるなど、小学生同士が互いに意见を交わし合いながら、大いに盛り上がりました。そしてゼミ生は、素材选びや道具の使い方をサポートし、児童の创造を后押ししました。ハート型の発泡スチロールにモールや绵を贴り、「これで爱の大きさを表しているの!」と楽しそうに取り组む姿も见られ、真剣な表情の中にもアイデアが形になるたびに笑颜がこぼれていました。
抽象的なテーマであっても、児童は自分の経験をもとに意味を见いだし、他者と协働しながら爱の表现に挑戦していたことが印象的でした。大学生との関わりを通じて想像力が引き出され、アートルームは共生の场となりました。最初の紧张はすっかり消え、教室には认め合うまなざしと、爱を测ろうとする温かな空気に満ちていました。
全员が多様な思考を巡らせながら、爱の力をテーマにした测定器を製作した后、実际の测量が始まりました。児童は、自分の目で角度を测り、自分の歩幅を基準に测定器を用いることに悪戦苦闘しましたが、自らの力で全员见事にやり遂げました。しかし、同じ测定器で同じ测り方をしても、なぜか自分の出した测定値と他のメンバーの测定値との间にズレが生じてしまう...それはなぜだろうと考えることも、このイベントを开催する狙いの一つであり、各々が真剣に取り组んでいました。
「どうしてこのような结果になったのだろう。皆が同じ手顺で进めていたのにどうしてそれぞれで违う建物の大きさになってしまったのだろう。」と、児童は不思议に思いながらも结果に向き合っていました。今回はテーマを设けてイベントを実施したこともあり、测定器を作って数値を出すという作业の中の思考にとどまらず、共生の爱とは何なのか、私たちの共生の爱の力でジュリエットを助けることができたのかなど、幅広い视野でイベントに取り组んでいた姿が大変印象的でした。
参加した初等部生からのコメント
■田辺心椛さん(初等部4年)
初めて出会った大学生のみなさんばかりでしたが、やさしく教えてくれて、一绪に取り组んでいるうちに仲良くなれてとても嬉しかったです。计测中に部品が取れちゃったりしたけど、お気に入りのハート型の计测器ができました。
■綛田美空さん(初等部5年)
大学生と一绪に工作ができて楽しかったです。工作のために、饰り用の材料をたくさん用意してくださって、选ぶところから楽しかったです。ジュリエットを救うためいろいろ计测しましたが、うまくいくか心配でした。最后、みんなの数値が违いましたが、なんとか上手くいって良かったです。またコラボしたいです!
参加した大学生からのコメント
■山谷真名帆さん(地球社会共生学部3年)
このたびのコラボ企画を通して、私たち大学生同士の共生にとどまらず、大学生と小学生、さらには小学生同士の共生を新たに创造することができました。共生の大切さや尊さを改めて実感する贵重な机会となりました。また、今回のイベントで学んだ「共生」は、非认知能力の発达にも深く関わっていると感じました。小学生が协力し合って作品を完成させる姿や、结果に対して「なぜ?」と考えを深める姿势が大変印象に残っています。そうした小学生の姿から、私自身も多くの学びを得ることができました。
■冈野优花さん(地球社会共生学部3年)
本イベントにおいて、どのような结果になるかは児童次第。私たちは必要最低限の説明を行っただけで、具体的な指示は一切与えていません。イベントの準备段阶では、このような数字や分析を扱う内容に、児童が関心を持ってくれるのか不安もありました。しかし、当日のワークショップで児童が见せてくれたのは、やる気や学ぼうとする姿势。予想以上の反応に私たちは惊かされつつ、その热心な姿に正面から応えたいと强く感じる瞬间でした。
■大林慈さん(地球社会共生学部4年)
イベント準备の段阶において「测定器を作らなければならない」と、児童に纳得させるようなストーリー作りに最も试行错误しました。私たち地球社会共生学部生が伝えたいこととは何かを考え、ロミオとジュリエットをモチーフに「共生」をキーワードとした企画を作り上げたことで、児童にワクワク感を抱いてもらいながらイベントを无事成功させることができたと感じています。一人一人が创意工夫を凝らしながら测定器を作る际の真剣な眼差しを见て、非认知能力の一つにある「何かに热中する力」を肌で感じました。かけがえのない非认知能力を精一杯発挥しながら、参加者の皆さんが未来に羽ばたいていってくださることを応援しています。
飯倉穂高教諭(初等部美術クラブ 顧問)からのコメント
美术クラブ児童とのコラボということで、少しアートに寄せていただけたらとリクエストしたところ、大学生の皆さんからたくさんのアイデアとご配虑をいただきました。その结果、大変ユニークなオリジナル计测器(使いやすいかは别として!)が完成し、どの工作も楽しんで取り组めていたことが伝わってきました。このワークショップ开催に向けて时间をかけ、ご準备してくださった林先生とゼミ生の皆さんに心から感谢申し上げます。大学生の皆さんは、あえて细かい指示は与えず、児童に寄り添いながら自分で考える时间を大切にし、このミッションを成功させるべく、终始根気よく导いてくださいました。またこのような机会がありましたら、ぜひお愿いしたいです。ありがとうございました。
林拓也教授(地球社会共生学部)からのコメント
地球社会共生学部の学生は、国籍?年齢?性别などさまざまな立场の违いを越えて协働し、问题を解决する力(=共生マインド)を培うため、実践的な英语学习や东南アジアへの留学などに取り组んでいます。今回のイベントでは、小学生にロミオ、ジュリエット、あるいは魔女の视点になって「共生」や「爱」について考えていただきました。そしてその考えを、测定器を用いて可视化するという体験を通して、立场の违いを乗り越えて协働する「共生マインド」を育むことを目指しました。このイベントを通じて、少しでもボーダーレスに协働する「共生マインド」が身に付いていれば嬉しいです。これからも皆さんの豊かな创造力とその共生マインドが、社会で大いに生かされることを心から応援しています。


